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2000/5/13(Sat.) RXの逆襲 Fukuoka DRUM LOGOS

 7年ぶりのRX Live。待っていたような、待っていなかったような(←思い入れが強すぎてかなり複雑な気分らしい)。でも会場外で並ぶも幸せ。結局幸せ(笑)

 整理番号30番と、なかなかいい番号でしたので、中央2列目に陣取ることができ、非常によく見えました。
 ステージのセッティングは非常にシンプル。
 舞台奥左にキーボード台、右にドラムセット。舞台左端にギター、右端にベース。これだけでした。7年前のライブでは、ライブのレギュラーメンバーとしてギター2人とパーカッションもいたので、それに比べると随分広々して見えます。

 そしてメンバーが登場し、拍手で迎える客席。客席側にはなんとなく緊張感みなぎりつつ。やはり、これまで悪魔であった湯澤さんと石川さんの、初の人間姿RXライブということが大きいのかもしれません。
  オヤマニアン

 1曲目は、『Rare 'Xtra』収録の松崎様のナンバーから。まさしくRXの音。本当に久しぶりです。
 この曲、わたしには「ちょっと晴れているんだけれど空気の湿った、若干日の傾きかけた午後の空」というイメージがあります。(それってパワステ?)
 1曲目から宮腰さんは例の「まだまだぁ!」(『Rare 'Xtra』をよく聴いてね)を叫びまくりで白熱したインプロを展開。いきなりはじけてます。

石川「RXのライブへようこそー!9年ぶりのRX(筆者注:実際は7年ぶり)、ツアーの初日で初々しいRX!馴れる頃にはライブツアー終わっちゃうんですけどね。
 1曲目は懐かしの、『Rare 'Xtra』というライブ盤に収録されている「オヤマニアン」。」
湯澤「一曲目から飛ばし過ぎだよね。1曲目から3回目のアンコールみたい。流石旦那!」
 湯澤さん、宮腰さんに向かって親指を立てる。この2人が仲いいと嬉しいなあ。

石川「それではsaxプレイヤーを迎えてもう1曲懐かしのナンバーを。Alto sax, Tenor sax。勝田一樹!」
 DIMENSIONのSAXプレイヤー、勝田一樹さんがsaxを2本携えて登場。
石川「勝田さんのことはあとでゆっくり話すとして。
 懐かしいファーストアルバム、もう廃盤になってしまった『Chemical Reaction』に収録されている、「CHICKEN OR BEEF?」という曲を演ります。」

  CHICKEN OR BEEF?

 勝田さんのSAXの音はエッジがざらついた感触がして、そこに色気があります。SAXという楽器はまるで人の声のように、演奏者によってまったく音色が変わるけれども、これまでRXにゲスト参加してきた本多俊之さんが艶のある音にソウルを乗せてパワフル!という感じなのとはまた違って、こちらはちょっと渋めにクリアーかつソウルフルな感じ。
 宮腰さんがギターを弾きながら果敢に寄っていくのですが、ちょっと勝田さんの反応は固めかも。
 ちなみに、宮腰さんのギターはワイヤレスではないので、ステージ中央に寄っていくたびにローディーの森永さんがコードをのばしたりなさってました。ご苦労様です。
 更に、この方はしょっちゅう弦を切るのだ(汗)。同じギターが置いてあるのは、そういう訳です。森永さん弦交換早い!ちょっと感動する。
 弦が切れるたびに、石川さんに向かってあやまりのポーズをしてから弾き始める宮腰さんであった。

  Agrion

 勝田さんのSAXをフューチャーしての新曲は、都会の夜のイメージ。スムースな曲だけれども、このリズムセクションが支えているからには決してなよっとはしない。

 曲が終わって、皆さんの準備がまだのようなので、つなぐ石川さん。宮腰さんがまた弦を切っているのに対応しているのを見て、
石川「彼にとって弦を切るのは日常ですから。でもローディーが大変だ。」

石川「今回SAXで参加して下さっている、勝田さん。宮腰の相手は大変なんですよ。
 勝田さんは、DIMENSIONというバンドに在籍してます。」
 客席からちょっと拍手。
石川「DIMENSION、知っている人!拍手!」
 会場内からはぱらぱらと(泣)拍手。
石川「流石DIMENSION、500人くらい知ってますね。
 勝田さんとのなれそめは、わたしがまだゼノン石川と呼ばれていたころ。東京にある六本木PITINNというライブハウスでのベースの青木智仁さんのセッションだったんですが、後でやるわたしの曲を作ったときに「この曲のSAXは勝田さんだ!」とひらめいたんですね。
 すぐに電話して、「レコーディングが3月、ツアーが5月なんですが、スケジュール空いてますか?」と聞いたら幸運にもオッケーをいただきました。最初の電話でゲットですよ。もう、彼は売れっ子なんで。」

 話題はNew Albumへ。
石川「新アルバム、『Zeitmesser』。
 『ツァイトメッサー』と、ちゃんと読んでね。ドイツ語で『Z(ツェット)』だから。メトロノームっていう意味ですね。音楽用語なのかな。
 『Zeitmesser』の前半の『Zeit』は「時」という意味で、後半の『Messer』がナイフとか、切り刻むとかいう意味なんですよ。」
 「ナイフとか…」といいながら、左手で切り刻む振りをなさる。手首の返しは「聖飢魔II大黒ミサツアーB.D.1 ふるさと総世紀末」の寸劇で鍛えられたものか!?(笑)
石川「『Zeitmesser』予約した人―!」
 会場内から拍手。でも満場でも無さそう。
石川「予約してない人は、早く買ったほうがいいよ。インストは廃盤になるの早いんですよ。」
 全くです!!!それでどれだけ苦労してきていることか!
石川「『Chemical Reaction』も、再発希望をKi/oon sony…あれは違うな、ソニーミュージックエンタテイメントか?ソニーに皆で出そう!」

 ここでだいたい皆さん準備ができたようなんですが、
石川「あ、ちょっと待って」
 と石川さんがチューニング。
湯澤「石川くーん。
 勝田さんがちょっと待って、って言ってんだから、そのとき一緒にチューニングすりゃいいのに。
 いいよ石川君、君とツアー回れて嬉しいよ!」
 湯澤さんが手を差し伸べ、リズムセクション固い握手(笑)
石川「「ゲリゲリ」、「Get it! Get it!」という曲を演ります。」
 お陰さまで冒頭のSaxが「ゲリゲリ」としか聴こえなくなっちゃった…

  Get it! Get it! - drum solo - War Cloud

 曲の途中からドラムソロに突入。
 ドラムソロ導入時、石川さんが「雷電湯澤!」と紹介するも、マイクが入っていませんでした。

 ソロは、紛う事なき雷電ソロ。やっぱり彼はロックドラマー以外の何物でもなく、RXでもスタイルを貫く姿勢が潔いです。殆ど聖飢魔IIでのソロの構成で、客席との「イエイ!」のかけあいのあと、ライデン・リー(ブルース・リーの「あた!」とか「あちょ!」とかがサンプリングされている)ドラムソロへ!!
 ここですっかり客席に「姿が変わっても同じじゃん」という安心した雰囲気が漂いまくりました(笑)。おかしかった。
 ひとしきりのドラムソロの後は、「War Cloud」へ!おおおお!!(嬉)と思ったら終わってしまった…フルサイズで聴きたかったなー。
石川「ドラムス、雷電湯澤!」
 今度はちゃんとマイクオンでご紹介(笑)。

石川「ここでメンバー紹介をしようと思います。…誰からいじめようかな。
 一番左にいる、落ち着きがないの。アグレッシブなギターを弾きますが、彼を見ているとRXは3倍面白い。
 ギター・宮腰雄基!」
 演奏中、動きも雄叫びもあんなに元気の良い宮腰さんは、喋るとなると苦手です。ふられてしまって、非常に動作に落ちつきがない(汗)。マイクを通さず「ダメだしゃべれねー!」とかおっしゃったりしてましたが、なにかぽそぽそっと口元で喋ろうとした瞬間、
石川「マイクに向かって喋ってくださいよ。」
 と石川さんの出鼻くじき攻撃。そんなことが2,3回繰り返され、
石川「宮腰雄基―!。」
 …終わってしまう(爆)。
石川「このツアー、だんだんと彼の口をほぐしていこうと思います。
 彼とはこのメンバーの中では一番長いんですが、……しんみりした話はしたくないんで。」

石川「キーボード、松崎雄一!」
松崎「みなさん、こんばんは!
 今日はRXの7年ぶりの初ライブということで!」
 客席、「7年ぶりの初」にちょっと釈然としない反応。湯澤さんも首をかしげてます。
石川「彼はトンボ博士という肩書きもあって。そんな人生?物生?…植物じゃなかったんだっけ?」
松崎「わたし、実は植物ではなかったんです!って言って、答えを出さないまま終わっちゃったんですよね。ツアーが終わるまでに答えを考えておきます。」

石川「ドラムス、雷電湯澤!」
 立ちあがって応える湯澤さん。
石川「こないだ君の好きなホイコーローをマスターしたから、今度作ってあげよう。」
湯澤「ほんとに!?だったらできるまでずっとドラム叩いてるよ。
 本気だよ。目の前に豚肉ぶらさげられてたら、いつまででも叩いてるからね。」
石川「目の前ににんじんぶらさげられた馬のようだ。
 アンタ世仮でも全然変わってないじゃん。」
湯澤「それ言ったら、自分だってそうじゃん。」
石川「俺、ゼノン石川じゃないもん。」
石川「次の曲は、そんな雷電湯澤が作曲して…」
湯澤「なに?曲のこといわれると逆襲しちゃうよ!!」
石川「美しい曲を作ったっていうだけのつもりだったんだけど。」
湯澤「そう?すんませんでした(苦笑)」

石川「ではここで、雷電湯澤による歌物のバラードを。
 「嘘つけ、お前らの誰が歌うんじゃ!」という目をしているな?
 ボーカリストを呼びました。Robbie Danzie―!」
 投げキッスをしながらRobbieさんが登場。
石川「ロビーさんはアメリカは勿論、日本でもアルバムを発表している実力派で、今回のアルバムとツアーに参加してくださいました。
 Close to Me、Crazy Heartという2曲を。」

  Close to me
  Crazy Heart

 ロビーさんのヴォーカルはとてもいい感じ。
Robbie「Yeah!」
 ロビーさん英語でMC。聞き取りやすい英語だったけれど、自信がないので書きません(爆)。
 ロビーさんの「Yeah!」に対して、石川さんがオンマイクで「O~H!」。びっくりするロビーさん。

石川「Robbieさんにはもう1曲歌っていただこうと思います。」
D「Jannet Jackson、ワカリマスカ? Together Again、モ一度一緒ニ」

  Together Again (Jannet Jackson)

 歌い慣れているのか、Robbieさんの歌声はRXの2曲にも増してソウルフル。松崎様と宮腰さんがコーラスを入れる。宮腰さんのカッティングもいい音です。
石川「Robbie Danzie―!」
 ロビーさんがキッスを投げつつステージを去ると、
石川「あー緊張した。一番緊張するコーナーなんですよ。」

石川「次の曲は「!HAヨY」。読み方は「イエイ!」でも「ぃいぇえ~い♪」でもいいんですが、イエイ!という曲を作りたかったんです。
 ゼノン石川のベースソロをフューチャーして。」
 ゼノンじゃないでしょ(笑)。

  !HAヨY

石川「次の曲は「Mystery from Greenman」という曲で、これも『Zeitmesser』に入ってます。」
湯澤「ねえ、もしかして、アルバムに入ってる新曲全部やってんの?
 バカじゃない!?
 誰もCD買ってくれないじゃん!!
 録音されたら終わり。テレコチェックは厳しくしないと!」
 ちゃんと買いますよー、という客席の反応。ちなみにどうでもいいですが、実際この日のチェックは非常に厳しかったです。
湯澤「皆、『Zeitmesser』買ってくれるかなっ!」
 客席拍手!「いえーい」という声援も。
湯澤「よかった、皆買ってくれそうだ。」

  Mystery from Greenman

石川「悲しいお知らせがあります。
 次の曲が、今日のライブの最後の曲です。」
 えぇー!と不満な客席に、
石川「じゃあやめる?(笑)
 勝田さんを加えた新たなアレンジで、ファーストアルバムから、「S.T.F.」。」

  S.T.F.

-encore-

  Fankaholic Brothers

 アンコール曲としてもはや定番になりつつあるこの曲。
 初日のためか、ちょっとキメが甘かったような気がしますが、ソロ回しで盛りあがる。

石川「もう一度ロビーさんをお呼びしたいと思います!ロビーさん、お願いします」
 ロビーさんは先ほどのステージ衣装から上着を脱いで、チューブトップで登場!
 客席から男声で、「Beautiful!!」の声が上がると
Robbie「Are you married?」
 指輪を見せるロビーさん(笑)

 イントロが始まると、これは!聖飢魔II信者には馴染みの曲、

  Love Flight

 RXバージョン!『Chemical Reaction』とはまたアレンジが若干異なりました。
 このアンコールは聖飢魔II信者へのサービスチューンという位置付けでもあると思いますが、本場の黒人女性ボーカルによるLove Flight、かっこいい。
 RXのファーストライブではデーモン閣下が歌われましたが、すいません、こっちのほうが良かったです(爆)。だって閣下歌詞ボロボロだったし~。

 久しぶりのRXライブ、一番好きなリズムセクションによるインプロの嵐。大盛り上がりの内に初日を終えたのでした。


 今回のRXは音楽性が変わる、と言われていましたが、新曲でもそれほど強く「変わった」とは感じませんでした。何が来ても受け止めてみせるぜ!というスタンスが、聖飢魔IIで鍛えられたか?(笑)
 今日聴いたRXは、単純に7年前に新しいエッセンスが足し算されたRXではなく、全方位的に音楽的な可能性を広げていきそうな、そんな印象を受けました。
 まだ初日ということで、行き上げ切っていないような印象もありました。音もギターやキーボードが少々小さかったし。でも、きっとこれからどんどん馴染んで、良くなっていくんだろうな、という期待を持たせてくれるライブでした。
 ここ3、4年は、RXの活動について能動的な待ち方をしていませんでしたが(待っても報われなかったもので(苦笑))、それでもRXは、わたしにとって本当に大事な存在でした。幸せです。



venue
 福岡ドラムロゴス
member
 雷電湯澤(drs)、石川俊介(b)、松崎雄一(key)、宮腰雄基(g)、勝田一樹(as,ts)、Robbie Danzie(vo)
Set List
 1. OYAMANIAN
 2. CHICKEN OF BEEF?
 3. Agrion
 4. Get it! Get it! - drum solo - WAR CLOUD
 5. Close to Me
 6. Crazy Heart
 7. Together Again [Jannet Jackson]
 8. !HAヨY
 9. Mystery from Greenman
 10. S.T.F.
 (en.)11. FANKAHOLIC BROTHERS
 (en.)12. LOVE FLIGHT

テーマ : ライヴレポ・感想
ジャンル : 音楽

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